「lll」の日記帳 |
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ここに書きたくないけどここに書かざるを得ないからここに書く。 qが休職してからの3カ月、私が家に帰ってくるといつもqがいてくれた。 家に帰るまで、はじめのうちは、震えるほど不安な日もあった。 帰ってqがいなかったらどうしよう。 qは逃げちゃうんじゃないだろうか。 qが死のうとしていら、死んでいたらどうしようかと。 でもここ最近は具合の悪いときこそあれ、本当にいなくなってしまうことも いなくなりそうなこともなくなった。 だから私は帰って一緒にご飯を食べて、暖かい部屋で過ごして、 暖かいqの体にまとわりついて幸せだった。 休職のはじめのうち、qは本当に病気っぽかった。今思うと。 パチンコに熱中していた時期もあった。 途中から株にはまり始めて、qはどんどん儲けていった。 オークションも本格的にはじめ、それでも少し儲けるようになった。 外にも出るようになり、ネットの世界とはいえ他人と積極的に接し、 今思えば後半からはqの病状はずいぶん良くなった気がする。 一回私が病院についていった日、あれは確か12月の上旬だったんだけど、 私はひどく裏切られたと感じた。 qではなく、qの担当医に。 qがどんなにフォロー(?)してくれても、説明してくれても、 あの担当医の言い方では私は傷ついてしまう。 まあいいんだ。 松本を信じた私が甘かったんだと思った。 医者としてはいいと思うけど人間としてはその程度なんだなあと思った。 深みに欠けるのさ! ふんだ。 悔し紛れかな? もう会わないし…忘れよう。自分に都合の悪い事は。 そう、その日に私もかなり切羽詰っていて、いらいらして 何とも今表現のみつからない感覚に襲われ、 qをいびった。 そうしたらqは わーん って泣いた。 ひよこみたいにわんわん泣いて、 せき込んで、ばたばたしていた。 すごく傷ついたんだろうと思う。 すごく傷ついたんだろう。 すごくかわいそうだった。 また別の何ともいえない感覚に襲われた。 私が悪いんだ。 かわいそうでかわいそうで、qにお水を飲ませて抱っこしていたら qは自然に眠った。 かわいそうで、でも寝顔はやはりかわいかった。 qのお母さんは部長にqの休職と病気を聞いてとんできた。 報告するつもりはあったんだけど、できなかったから。 でも結果的に良かったなあと思う。 いつまでも言えなかったかも知れないから。 それが11月。 qのお母さんは安心した様子だった。 qのお母さんに責められるかと思ったけど、 qのお母さんは私を全く責めなかった。 むしろ私に責められることを覚悟でここにきたといっていた。 私がこれに関してqママを責めるはずがない。 qの休職を知ってからqに頻繁に電話をくれるようになったし、 やはりいい人だと思った。 qの調子が良くなったのは、実家に長く帰ってからじゃなかろうか。 確かみんみん泣いたその1週間後に実家に帰ったから。 やっぱりそうか。 前回もそうだったみたいだし。 前回のこともあるし、qはもともと鬱体質なんだろう。 それが何がきっかけで発病するかわからない。 でもqはやっぱりこれからも鬱になるかもしれない。 qが形だけ復職して、何回かあったけど、 久々に私は家に独りぼっちになった。 今日それを痛感している。 私はどうしたらいいんだろう。 私が会社を辞めたからといって、この寂しさが埋まるわけじゃない。 でもこのままqが復職したらそのうちまた同じことなんじゃないかと思う。 少なくとも私が元に戻ってしまうんじゃないかと思う。 qもお家に一人ぼっちのとき、私みたいに泣いただろうか? 泣いていただろうか泣いているんだろうか。 互いに、なぞだ。 qは前みたいな形で仕事に戻ることはあるだろうか? 長い目で見て今年の10月までに戻ればいいけど、 とりあえずの目標は4月かな。 戻れるんだろうか?という疑問と、 戻ってしまってまた仕事一辺倒になってしまうんだろうかという不安があり。 でも私もそろそろわからなくちゃいけないのは 私の仕事のかかわり方とqや一生懸命やってる人のかかわり方は 根本的に違うのだから、 私はqのそういうところを理解してあげないといけないのだ。 何も分からずに結婚したのは私なんだろうなあ。 こういうんじゃなくて書きたいことあったけど、 結局書けなくなった。 いつものことだから気にしない。 ただ今なんか不安だ。 自分の気持ちをまとめられるか分からない。 |