「あずみ」の日記帳 |
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はまぐりmagic 吐き気や頭痛の酷いとき、決まって俺は、はまぐりを食べたくなる。 焼きはまぐりでも、酒蒸しでも、はますいでも良いんだ。 とにかくはまぐりが欲しくなる。 クラマト(はまぐりエキスの入ったトマトジュース)でも良いやって思うことも。 で、はまぐりを食べると、不思議と一時的に症状が改善される。 吐き気や頭痛が治まったり、食欲が出てきたり。 別に俺は海で育ったわけでも、はまぐりに育てられたわけでもないのにね。 はまぐり美味しいよねぃ(^^) |
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俺の高校はクリスチャン(プロテスタント)の学校で、聖書の時間が毎週2限程あった。 聖書の時間には牧師さんや聖書科の先生が来て、聖書の話や教えを説いてくれた。 浮世離れした方々の言葉に耳を傾けるその拘束時間は、心の和むひと時でもあった。 ある日、礼拝堂に全校生徒が集められ、聖書の講義のようなものが催された。 聖書科の先生方、牧師さん方、聖歌隊の方々など、たくさんの浮世離れたちが結集した。 ステージに上がった彼らといったら、それはもう色とりどりの召し物で、 イッツァ・スモールワールドを髣髴とさせる面々だった。 此処が暑いのか寒いのか、明るいのか暗いのか、富めるのか貧しいのかさえわからない。 そして彼らが一人ずつ順々に話をする。 聖書の話、宗教の歴史の話、神を信じて救われた人の話、 貧しい国で献身的に振舞ったクリスチャンの話、 約3時間ほど続いた。 生徒の大半が寝ていた。先生も寝ていた。 そして、アンカーの牧師さんの演説が始まった。 「どうぞごゆっくりおくつろぎの上、お聞きください」 皆、遠慮無く瞼を下ろした。 そして約1時間に渉り、牧師さんは額の汗を拭きつつ、水を飲んで喉を潤しつつ、 旧約聖書の創世記から出エジプト記までの話や教えを熱心に説いた。 俺は何故かメモを取っていたので、要点を掻い摘んで最初から最後まで全て書き留めた。 話も終盤に差し掛かり、牧師さんは、「聖書とは何ぞや?」という壮大な、 漠然としたテーマについて語り、その答えとして最後の最後に一言、 「こんなことは全て作り話なのですが」 で締め括った。 メモってた俺も、「上記の話は全て作り話」と最後に書き留めた。 そして礼拝堂には、俄かにどよめきと笑いが溢れ、牧師さんは、聖書科の先生方に 丁重に両腕を抱えられ、つまみ出されて行った。 |
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出会い系サイト規正法で必死に「児童を性犯罪から守る」とか掲げているけど、 あんな法律、別に無くてもいいじゃんか。と、思うのさ。 曖昧な掲示な上、ハンパな処罰。 「出会い系サイト」というものがどういうものか、 その実態、危険性を把握した上での掲示なのだから、 もっと厳しい処罰を設けたり、サイト運営側の監視なんかをすれば良いのだ。 低脳なロリコン男は法を掻い潜ろうと、出会い系サイト規制法をさらっと読んで、 そこで禁じられている行為(書面)の揚げ足を取るべく、 あの手この手で性的な接触を図るのだろう。 それ以前に、半年ほど前に執行されたこの出会い系サイト規正法は、 児童のサイト利用を禁じているのだ。 (ここでいう「児童」ってのは歳が18に満たないヤングのことだ) しかし、サイト常連のロリコン男の目的はあくまで児童なわけで、 それらの需要に報酬次第でしっかり応える供給児童が居て、 両者共がそれぞれの獲物を待ち構えているのだから、 こんなチンケな法律を掲げたところで、何も変わりゃしないのだ。 出会い系サイトの利用に際して、児童を性交等の相手に誘う事を禁じているが、 その線引きも実に曖昧なものであって、禁じているその「性交等」という概念は、 性交若しくは性交類似行為をし、又は自己の性的好奇心を満たす目的で、 他人の性器等(性器、肛門又は乳首をいう以下同じ。)を触り、 若しくは他人に自己の性器等を触らせることをいう。 なんだそうな。ね、曖昧なもんだろ。 性器!肛門!乳首!これらを触り触らせさえしなければ良いでわないか!!! という安易な憶測で行動に移す、知識人ぶった馬鹿男が増えるだけだろう。 こんな、畜生顔負けな色情魔を、一般人の尺度で制定した法律でどうこうできるわけがない。 ああ、児童さんだって飛んで火に入るなんとやらじゃないか。 守ろう守ろうと外野が騒いでる児童の貞操を自ら商品化してるんだから。 もう見てらんない。 スキモノ同士、勝手によろしくやっちゃってくださいよ、ねぇ(^^) |
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実家へ帰っては、深夜に腹を空かせて台所を物色し、 夕飯の残り物をつまんで小腹を満たしているのだけれど、 何故か我が家はいつも同じような煮物が残っているのさ。 大根と人参とジャガイモと肉の煮物。肉は鶏だったり牛だったりするんだけれど。 肉が変わったところで味付けは何も変わらないので、ほとんど同じ味なのさ。 今夜は無性にラーメンが食いたい気分!! 今夜は無性にサラダが食いたい気分!! こんな日もあるのに、残り物はいつも同じ、この煮物。 もっとさ、他の煮物とか作ってよー。もう何年もこれで飽きたよー。 おふくろの味ってゆーんだろうけどさ、たまには夜食で別のが食べたいよ! なーんて俺はよくぼやくんだけれどね。 結局、毎度器を空にしてしまうのよ。こんな飽きた味の煮物でも。 だって、この煮物、いつまでも食べれるものじゃない。 母が、いつまでも元気なわけじゃない。 だから、食えるうちに、おふくろの味を腹いっぱい食っておくんだ(^^) |
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さぁ、俺はいかなる手を使ってでも毎日日記を書いたことにするぞ。 今日は実家へ戻って来たわけだが、久し振りに自分の部屋へ入ると、 なんと室内の天井の照明がリビングのものとすり替えられていたのだ。 かつて俺の部屋の照明は10畳用のあっかるいものを使用していたため、とても素敵だった。 しかし、つい数日前にリビングの照明が壊れ、白っぽい蛍光灯が点かなくなり、 暗く黄色い蛍光灯しか点かなくなってしまい、それで両親が話し合った結果、 俺の部屋のものとすり替えようと決まったのだそう。 今、俺の部屋はビックリするほど暗く黄色いのだ。 部屋一面に小便をぶっかけて屁で乾かしたような色だ。 なんか心が、mindが、もやもやするよ、この色は。 あずみさん、この黄色い天井を見て一言! 「カズノコ天井」 |
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…… time out …… 疲れた君はふと俺を思い出した。 |
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いつも 俺が俺で ありますように |
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痩せる為に、豆腐料理を死ぬほど食おうと思うのだが、どんな献立なら飽きないだろう? 月――――冷奴 火――――揚げだし豆腐 水――――湯豆腐 木――――麻婆豆腐 金――――冷奴 土――――揚げだし豆腐 日――――麻婆豆腐 豆が腐って豆腐。 こんなモンを死ぬほど食って痩せるか、 もっとうめぇモンを食って醜く太く暮らすか。 あぁ、痩せたところで美食に勝る幸福は得難いな。 ともすれば本末転倒。 辞めるかな、ダイエット。 |
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あずみ の発言 : あと2分だぜ! 左ききのBaby の発言 : ぇ? 左ききのBaby の発言 : 一平ちゃん? あずみ の発言 : あのねー 左ききのBaby の発言 : ペヤング? あずみ の発言 : お、ニアピン あずみ の発言 : 俺の塩 左ききのBaby の発言 : 俺の塩は!!! 左ききのBaby の発言 : 1分だぞ!!!!! 早くお湯捨てろ!!! 左ききのBaby の発言 : (慌てて捨ててるのかしら・・ w) あずみ の発言 : ぜえぜえ あずみ の発言 : 大至急捨ててきた 左ききのBaby の発言 : お・・おつかれ |
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<<<ビックリな親子のお話>>> 子供をおだてるのは構わないけど、行き過ぎたそれはちょっとマズいと思うのさ。 いつか俺が泊まりに行った子の家ではさ、朝っぱらから、 「お母さーん。ニキビできちゃったー。なんか薬なかったっけ?」 「薬ー?今は無いけど……今日買ってきてあげるわよ」 「超痛いしーヤなんだけどー」 「触っちゃダメよ。あんたはせっかく可愛い顔してるんだから ニキビ跡なんか残ったらもったいないわよ」 「潰しちゃダメなの?ヤなんだけどー恥ずかしいしー」 「野菜食べないからよ。ちゃんと食べなさい」 こんなしょうもない会話が繰り広げられた。 同じ状況の場合、我が家ではどうだろう? 「おい、ニキビできたよ。なんか薬ない?」 「知らないよ。同じタオル使うなよ」 まぁ、こんなもんだろう。 |
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サンバ!deジャネイーロ!!!!!!!!!!!!! 12万負けの夢を見た。 うぅぅ。。本当に夢で良かった。 やっぱコンチとか打つもんじゃねーな、なんて反省した目覚め。 (コンチの絵柄が何故か全てクランキーコンドルの絵柄だった) 最低っ!! |
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こんなにも寒いというのに、傍に居てくれないのだから。 何をしているかも知らせてくれないのだから。 街を歩けば皆恋人と仲良くしちゃって! 俺は連絡さえ無いというのに!! この時期は毎年独りだ。 彼氏が居ても何かと理由を付けられ 結局は独りだ。 何故かと思えば、 本当に好きな人と過ごしたい時期だから。 こういうことでしょうな、きっと。 何処で何をしているか知らされなくとも、 知らされないというその事実が答えなのでしょう。 天気予報で今日はとても寒い日だと知って、 彼の身体を少しでも心配した俺が馬鹿でしたね。 馬鹿馬鹿しい!!!寝るぜばか |
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妹の音楽の趣味に異変が。 朝から流れている曲を順を辿って思い出すと、どんどん昔に遡っていることに気付いた。 GO!GO!5173なんちゃらのジェット人参ってのを始めは一曲リピートで聴いていたのだが、 そのうち飽きたのか、モー娘。の恋をしーちゃいましーたって曲を聴き始め、 その次には椎名林檎の幸福論、次はDA PUMPのラプソディーインブルー、 ジャニーズのよくわからない曲、小室ファミリーの最盛期の曲(安室とか)、 そして現在は尾崎豊を聴いている。 どーせまた失恋でもしたんだろう。ぎゃはははざまーみろ(^^) |
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次の語群の中から適切なものを選び(ry 【語群】 ( a.口 b.耳 c.爪 d.腕 e.錆 f.石 g.肝 h.腰 i.胆 j.火 k.身 ) @話の( イ )を折る A( ロ )から出た( ハ ) B良薬は( ニ )に苦し C壁に( ホ )あり、障子に( ヘ )あり D( ト )( チ )相照らす E暖簾に( リ )押し F( ヌ )に( ル )を灯す G( ヲ )の上にも三年 <<<以下略>>> 国語の試験にこういった設問があってさ、俺が採点していたわけよ。 そしたら信じられない解答が、それも全く同じものが2つもあったのだ。 A( 口 )から出た( 肝 ) こんなスプラッターな中学生が十数人の教室内に2人もいるなんて大丈夫かよ。 |
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「あずみさぁーん!クリスマスに彼女と夜景が見たいんですけど、 横浜でオススメのドライブスポットってありますかー??」 「返事遅れてごめんね。 そうだなぁ、横浜だったら山手の丘から下界を見下すか、 大黒ふ頭とか、そのあたりがメジャーじゃない? 車でしか行けない所って俺もそんなに知らないんだけど」 「えーやっぱ車ですかぁ(汗)俺、車持ってないんですよー(泣) 歩いて行ける所で何処かないですかぁ??」 「歩いて行けるドライブスポットなど知らん」 天然クンにも困ったものですね。 |
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爬虫・両生類マニアの俺は、果実蝙蝠でも飼おうかなと考えてる。 コーンスネークは越冬させてやる自信が無いし、蠍は猛反対されたし。 果実蝙蝠は可愛いんだよ。本当にフルーツ食べるの。それも手で掴んで。 逆さまにぶら下がったまま食べるんだー。可愛いなぁー。いいなー。 ほら、俺って腹黒いじゃん?着てる服も黒とか多いじゃん?ペニスもk( だから似合うでしょ、蝙蝠。 趣味が悪いと言われた一昨年の浴衣も蝙蝠柄だしさ。 バットマン?は?今時何言ってんの。 |
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何者にも邪魔できない絆があるんです。 たとえこの世で最も離れた場所に互いが在ろうと。 Strawberry Fields Forever この聖域の在る限りは何が起ころうと気丈に振舞えるだろう。 誰にどんな仕打ちを受けようと、へらへらしていられるだろう。 身体に心に傷を負おうが構いやしない。 神も仏も味方にせんでよか。 俺一人でも、これだけは永遠に汚さずいれる筈だから。 むしろ、神仏にどうこうできるものではないだろう。 俺だけに守れる、俺だけの聖域。 俺の心の深遠に構えるダーマの神殿なのです。 さぁそろそろ転職でもしよう。 神殿の外、左の壁の奥には名前を変えてくれるババァがいますよ。 何が書きたいやらさっぱり。 |
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死んだら星になると言うけれど、そう思いたいからそう言うだけだよな、きっと。 何百年、何千年先も変わらぬ天体に故人を偲んで、人間的で良いことだと思うよ。 4年程前に亡くなった友人が夢枕に立った。 「あずみ、まだ会えないの?」こう言ってた。 「今一緒にいるだろ!」とか俺が言うと、また同じ事を言ってきた。 「あずみ、まだ会えないの?」と。 で、俺の携帯に目の前の友人からメールが入る。 『9時過ぎに○○駅来て!集会だってー!』というような内容。 何かおかしいよ。君の追悼集会の時の召集メールと似ているよ。 俺は泣きそうになって、夢なら醒めるなと、現実であってくれと、 目の前の友人が消えないようにと、ずっとずっと話しかけてた。 毎日会っているような感覚があるのに、二人の間に明らかな空白を感じる。 結局、夢かどうかも自覚しないまま目を覚ました。 もう会えないけれど、ずっと空から見ていておくれよ。 志半ばに散った尊い命、俺は自分が生きている限り絶対に忘れないから。 大切な友達、恋人、肉親、ペット……皆々のことは、覚えているから。 君たちは、この冬の空にいるのかな。 俺、強く生きるからね。 |
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傍から見れば贅沢な悩みでも、真剣に悩んでるんですよ。当事者は。 もしも正しい選択があるのなら、その答えと理由を明確にして、誰か教えてくださいな。 今夜は星空が奇麗です。おやすみ。 |
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体調不良のため自宅で少し休養を取った。 なんつー栄養が入ってるかもわからんサプリメントと市販のかぜ薬を飲んで、 目や肩の疲れを取って、まーとりあえずは元気になったかな(^^) 夜には実家の近くの焼肉屋でホルモンばかり3皿も食ってさ。元気じゃん。 そうそう、本当は「めん屋」霧が丘店でラーメンを食う予定だったんだけど、 行く途中で俺の目の前に雷が落ちてね、その落雷の影響かと思うんだけど、 相模線の遮断機が壊れて鳴りっぱなしジャーマンでさ。通行止めみたいになったのさ。 だから行けなくて、結局焼肉になった……という理屈なわけだす。 |
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今日も夜からまた雪駄と会う予定なんです。 先日の所用がまだ残っているので、それをやっつけるのです(^^) 調子良く一日で終わるといいなぁ。俺も含め皆、体調が優れないようだからさ。 っつーか雪駄ってすげー頑張りやさんだ。感心しちゃうよ。 |
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水溶性のマスカラに水を注して薄めるのはまぁわかるけど、 マニキュアに水を注して薄めるって低脳だろ。 『混ざんないよう!!o(>_<)o』じゃねーよ。 おかしいよね。勉強はまあまあデキるのにさ、こういうとこは馬鹿な人。 勉強デキなくても知恵のある人はそれで良いと思うけど、 勉強デキても知恵の無い人は日常生活に支障をきたすだろう。気の毒だ。 話は変わるが、丹沢の寄(やどりき)にある管理釣り場『Y.G.L』の名前の意味を 5年ほど前に、なんとなくオーナーに聞いたら、 『三文字のアルファベットがなんかカッコいいかなーと思って、 思いついたアルファベットを適当にくっつけただけなんだ(笑)』 こんなことを言っていたのに、久し振りにそこのHPを見たら、ちゃんとこじつけのように 『Yes Greatful Life』と書いてあった。いつからこうなったのだろうか。 |
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『二度と誰も信じない』今日改めて、自分はそれで良かったなと思えた。 |
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まぁ、日記としては書くことがかぶるわけなので…… |
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ラウンジの潜伏固定、雪駄ことseven starsと所用で会うことになった。 一年半くらいオンラインで仲良くしてたけど、同じ関東圏にいながら 一度も会ったことが無かったので、わーいわーいと楽しみにしながら会った。 所用の関係で、彼が俺の家のまで車で迎えに来てくれた。 で、会ってとりあえず必要なモノを買ったり、飯食ったりしたんだけど、 そんな他愛も無い場面で、彼が意外と紳士的だってのがよーくわかったのです。 前々から優しい人だとは思っていたけどね。実生活でも優しいとは、正直意外だった。 所用には2日間に渉り取り組んだので、同じ部屋で寝泊りしたわけだが、 所用に携わってくれた彼のお友達(かわゆい女の子)の部屋であったため 同衾などという大反れた行動は無かった。別にお布団を敷いてもらい、 俺と彼は別の布団で寝ることが出来た。一安心ですわ。 日記を読んでくれている方々には大変申し訳ないのですが、「あらら」な展開は皆無でした。 同じ年頃の男女が2晩も同じ部屋に居れば……な展開を望むでしょうが。 あ、それと一応書いておくと、彼はネットで晒してる写真より実物の方がカッコイイです。 だからといって食われないようにな。>女性陣 HNはseven starsだが、吸ってるタバコはCASTER(1mg)なんだから。 |
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尻丸出し男の話を書こう。うん。 高校3年の夏の夜。 俺は桜木町の図書館へ行った帰りに、ランドマークの2階にある喫茶店で軽食を摘まんだ。 それからちょっと気分転換にと、ランドマーク周辺のデイトスポットを散策した。 当時一人身だったが心は既に受験モードだったので、 幸せそうなアベックを見ても特に不快感は無かった。 人間ウォッチを兼ねて、ちょっと有名な青姦広場へ足を運んだ。 さぁどんな人間がいるか。 青姦広場といえども時間はまだ19時を回った辺りだったので、通りすがりのアベックが 備え付けのラブベンチに腰を下ろし若干イチャついている程度だった。 ……と思った。 『まぁこんなモンだろうな』なんて思い、その場を通過しようとしていた矢先、 俺はとんでもない馬鹿を見つけた。 およそ十数個設置されたラブベンチはいずれも安っぽいアベックで埋まっており、 夏の夜の艶めかしい空気に煽られたその発情を、 せわしいビル街の雑踏に抑え付けられている。 女衆の露にされた肩や脚は実に窮屈に男に絡んで、それを委ねている。 男衆は他の目を盗み、秘め事の前戯のような手つきでそれらを持て余している。 そんな中でも一際目を惹く蒼白の尻があった。 尻は街灯の明かりを照り返し、なんとも悩ましく暗がりに浮かんでいる。 おやと思い凝視すると、それは近くの地面からの電光によって 赤や青へと俄かに色を変えた。 滑稽なその尻の主を見ると、なんとベンチの上で早くも女に重なっていたのだ。 しかしベンチの上では思うように動けなかったか、尻だけが無駄に揺れ、 足枷のように両の脚を固定する脱げかけのズボンによって、 挿入もままならないといった感じだった。 女の方は恥らっていたのか、やや上体を起こしながら辺りを見回している。 「ねえもうやめましょうよ」という風に女が男を手で押し離すと、 男も辺りを見回し上体を起こした。 そして次の瞬間、ベンチの上で召し物を改めようと動いた男が、 尻丸出しのままそこから転げ落ちた。 反射的に男は脚を顔の辺りまで持ち上げ、まんぐりがえしの格好になり、 更に不運なことに、地面の電光の上に尻が乗ってしまった。 男は股間より天へ向かって伸びる電光に急かされ慌しく尻をズボンで覆い、その場を去った。 発つ尻あとを濁し、青姦広場につかの間のどよめきを残した。 俺だったら耐えらんねーな。一生の不覚をこうして世界へ晒されるなんて。 |
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オペラって、日本語で観てもなんかしっくり来ないなぁ。 いまどき学校の音楽室にしか無いようなLDで観たんだけど、 やっぱりイタリア語とか理解できる人でないと、せっかくの名セリフなんかも ダイレクトに心に響かないんだろう。直訳でも意訳でも、一本の舞台で語弊って山ほどあるだろうからなぁ。 作者の伝えたかったものを日本語にしたところでちゃんと汲み取れているとは思えないし。 歌劇に限らずとも、映画や書籍でもそうさ。 こういったもどかしさを機に、語学の勉強に精を出した人は多いことだろう。 |
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自称『魔性の女』ってのがいてさ、思い違いも良いところだよ。 先日の合コンで久し振りに会った友達に聞いたんだけど、 自称『魔性の女』のOは現在、富山で母親と二人でスナックを経営しているらしい。 まぁそれもO自身の言ってた事だっていうからとても嘘くせぇんだけど。 友達はOと電話した際に、 「○○ちゃん(友達)は遊びたい盛りなのね。あたしはようやく落ち着いてきた頃よ。 だってほら、あたしって前から周りが男だらけで結構遊んでたからね。 男なんてもう飽きたわ。」 というような事を言われたらしく、ひどく怒っていた。 っつーか、その顔で!?という突っ込みを誰も口には出していないのだが、 暗黙の了解といったように、それらの事実も踏まえて我々の間ではOの話が出るのだ。 簡単にまとめると、彼女の周りに男が多いのは、彼女がヤらせてくれるからで、 彼女自身もそんな男たちを手放さないようにと、様々な物品を贈っているから尚更ってこと。 決して魔性の女じゃないんだよ。ねぇ。 どーでもいっか |
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日報を記すほど有意義な生活を送っているわけでもないので、 (書き起こしたところで、第三者の楽しめるような日々でもないので) 日付等は気にしないで順々に書いていこうと思う。 今年も残すところあと20日と一週くらいだが、一年という歳月は早いものだ。 去年はまさに、『受難』といった感じの年だったが、 今年は『捨てる神あれば拾う神あり』といった年だった。 去年はさ、誕生日当日に車にはねられたりしたんだよ。 しかも年間総計5度も車と接触事故を起こしてたのな。 慣れない東京なんかに勤めに出ていたからかしら。 ほんとツイてねぇと思った。 それに引き換え今年は、誕生日を祝ってくれたり、 日々の暮らしを生暖かく見守っててくれる人が居たんだ。 たかが他人、されど他人。 たかが出逢い、されど出逢い。 たった一年間で、これほどまで素敵な出逢いがあるなんて、人生捨てたモンじゃねぇよ。 時の流れに身を委ねるとか、時が解決してくれるとかいう考え方は好かないが、 流れ者の俺にも、流れてるうちにこんな出逢いがあったのなら、 これはこれで、良かったのかな?と思ったのだ。 え?拾得だって? まあな |
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付き合い合コン行ってきたです。 横浜のロックアップ行ったんだけど、ミニスカポリスが皆サンタ女になってた。 ちょっとガッカリ。んもぅ。 飯は相変わらずイマイチだったけど、イベントん時に個室に入ってきた男子店員を すかさず俺が取り押さえて騎乗位になり、(んまぁイヤラシイ) 友達が店員の両手を押さえて、一緒にいた男二人が店員の顔中にキスした。 レイプのようなコトしちゃって、まぁ面白かった。 あと、店員の中には「メラミ!」と言ったらヤラレター!!って感じで 出て行く人もいた。ギャグも通じるのな。 でも、合コンってやっぱ、性に合わない。 |
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臓器移植法改正についての論文を読み直せば、悔しくて涙が出てくるのな。 そもそも俺が某私立大学の法学部へ進学を決めたのは「警察官になるため」って理由と、 「法律の勉強がしたい」って理由の二つだったのさ。 警察官になりたかったんだよ!本当は!!(まだ諦めちゃいねーけど) そんで、大学に入ってからは、目標までの道程でも在る勉強にもますます精が出て、 やればやるほど楽しくて頑張ってたわけさ。 そんな中、ゼミで臓器移植法についての考察みたいな課題があって、 俺も臓器移植法については高校時代から小論文対策で勉強していたので、 興味(というか自分の意見)があり、それらに加え更に六法とか開いてダメ出しなんかして、 ディベート(討論)なんかではかなり盛り上がったのさ。 (俺の喧嘩腰な物言いは退場を言い渡されるほどのものだった。失笑!) 当時の自分の論文を読み直すと、法の下における歯痒さを懇々と考え、 国民を守る筈のそれらによって、大切な人を守れない国民が何人もいるのだと、 それでも「じゃ、はいどうぞ」と容易に譲れないのが法律なんだと、 明朗な不条理さに無性に腹が立ったりするわけ。 (具体例を出しても詰まらないから、こんな簡略な書き方で許してねぃ) 人を人が制して裁くから当然矛盾が生じるんだろうけどさ、 もっと臨機応変に特例なんかの対処も考えて欲しいよ。 それに未だに積極的安楽死の観念を取り入れないのもおかしいじゃねーか。 ブラックジャックに出てくるドクターキリコ(安楽死専門の医師)の主張じゃないが、 無益な延命は決して正しい手段とは思えないしさ。延命だけがそれとも思わないし。 「死人に口なし」と死んでしまってからでは取り返しのつかない事や、 事件の危険性とか色々踏まえているとはいえ、もっとうまく出来ないものかね。 オランダやアメリカじゃ安楽死や自殺幇助に積極的で、 死に至っても「尊厳死」という形で個人の意志を汲んでいるのさ。 オランダのこういった精神面を重んじた制度には、 根底に人工的な生命維持を禁じる宗教的な観念があったからこそだろうけど、 まぁそれでも、人間的なものには変わりないね。 日本においても俺の産まれる20年程前に「安楽死の6要件」なんていう とても画期的な判決があったのだけど、(興味のある人は自分で調べてくれ) 正直、まだまだだな。あぁ、まだまださ。 オランダの「安楽死」、アメリカの「尊厳死」の制度をそのままジパングに取って付けても 歴史や民俗性、あとは保険制度やなんかのアレがアレでうまくはゆかないと思うけどさ。 日本尊厳死協会等による合法化運動もあることだし、 もっとこういった思想が国民に普及すれば良いんだろうな。 俺がここで何と言おうと自由で、その自由を保障しているのも法律なわけで、 中途半端に守られてる国民ってのは如何なものだろうかね。 いや、なんでもないさ。ちょっと考えすぎたな。 ほんとどーしよーもねー俺。 |