「ドリー」の日記帳 |
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話は前後するのだが、月曜日にピンサロに行ったのでそのことでも書こうと思う。眠れないから。予め言っておくが俺はこれで風俗三回目である。ビギナーである。 俺が行ったのは平塚にある某有名店で、その店は値段の安さと質の高さで一部の人間に有名であるらしい。俺と一緒に行ったのは大学の友人で同期のMであるが、最近風俗に行くようになった俺に比べて彼はひとつ年上で、しかも高校の頃から風俗界にデビューしていたのでいわば俺に比べれば達人である。彼には現在彼女がいるらしいのだが、彼に言わせれば「風俗は別腹」のことらしいので俺も止めるような無粋なマネはせず、男として口を噤むことで連れて行ってくれた彼に感謝の意を表する。 その店は、平塚の駅前の風俗関連の店が連なる商店街のまっただ中にあるのだが、真っ昼間からピンサロに行こうとする我々は人目を気にしながら店に入る。店は三階にあり、俺は事前に学割が効くことを調べていたのでそのことを店員に確認したのだが、「メンバーズカードがないと駄目」と言われたので少しプリプリしながら入店する。店内はおおよそ40席ぐらいあり、昼間の三時にもかかわらず結構混んでいる様子。音楽がうるさい。俺は高鳴る気持ちを押さえながら出された不味いウーロン茶をすすり、フリーだったのでアタリがくるように祈る。ただひたすらに祈る。ギーグも殺さんばかりである。この時点で俺は相方のMと既に引き離されているのだが、最近風俗では四連続で不発な彼に今回は発射して欲しいというのも1マイクロ秒だけ脳裏によぎるがこれは祈らなかった。 そして、待つこと暫し、姫到着。 姫の名前は・・・・・まずそうなので仮名で・・・・ミホと言い、聞くところによると俺と同じ歳らしい。姫はバスローブ姿で俺の目の前に現れた。どうも今月はバスローブ月間なのだそうだ。姫の容姿は100点満点中82点といったところで、まあ、俺の甘口評価を差し引いても可愛い部類である。姫が特徴的なのはその声で、ハスキーで少しか細いその声は何かグッとくるものがある。 そんなわけで姫が登場し、トーク開始。今回は二度目なのでそれほど緊張せずに話すことができた。話題は俺が学生という話から始まり、ネット(え?風俗板?知らないよー)、学校(大学生なんだ。あ、私と同じ歳だね)、そして姫が何故この業界に入ることになったのかという流れになった。嫌であろうから、俺はなるべく風俗では姫の素性に立ち入らぬようにしていたのだが、同じ歳という気安さもあってか姫も普通に話してくれた。こういうのが普通のことなのかどうかはよくわからない。どうやら姫は高校を出て気楽なフリーター生活を県内の温泉が出る方でやっていたのだが、友達が買ったばかりでまだ保険も入っていない車を借りて事故ってしまい、ウェイトレスでは支払いきれないその金を返すためにこの業界に入ったのだと言っていた。もちろん、これはよくある作り話なのかもしれないし、俺も聞いたときに一瞬そう考えたが、とりあえずその場では信じることにして、正直な話俺はかなり同情した。いい人なのである。しかも、俺も免許取り立ての時親の車をぶつけて、その借金を払ったからである。姫ほど高額ではなかったが。しかし、それと同時に俺は自分が学生で気楽な身分であることに感謝した。俺が彼女と違う境遇であることを実感した。 話も一段落すると、情報が入って情が移ったこともあり姫のバスローブの下が気になる。「脱がすよ?」と風俗慣れしてない俺は聞き、(風俗以前の問題ではないか、という疑念もある)バスローブの帯を引っ張る。出てきたのは白くて綺麗な体である。「綺麗な体だね」と思ったまま褒めると、特に嬉しそうな様子もなく「そんなことないよー」と言う。そしてキス。今回の体験(というほどでもないけどさ)で一番印象に残っているのはこのキスだった。白くてキメの細かい肌がとても綺麗だったと思った。舌先でチロチロとする。さすがにあんまりディープは嫌なのかな?と思ったのだが、思い切って深く下を入れる。レロレロ。俺の舌の腹が姫の歯に当たった。音楽がガンガンうるさいと思う。左手をそっと姫の頬に添えて、舌を抜いて唇を唇で軽く噛む。左手に感じる彼女の肌がとても心地いい。口をいったん離し、フレンチキス。姫が「ふふっ」と短く笑う。相手がもし彼女(いたらね)だったら俺も笑うのだが、どうも愛想笑いができない俺は引きつった笑いをする。 そんなわけでサービス開始。巧いか下手かと言えば下手だったが、同じ歳というのも手伝って結構興奮した。なんとか時間内に終了。 手を繋いで帰りの階段まで案内してもらう。 「同じ歳だからなんか話しやすかったよ」と言われる。 アッガイ。 「来月ナースなんだって?これたらまた来るよ」と言う。 そのままバイバイする。 階段で待ってるとすぐにMが来た。 「いやさあ、やっぱ駄目だったよ。マジで風俗恐怖症になりそう。でも店は気に入った。また来ようぜ」さすが悪友であるが、俺も次から学割が効いて安いのでいいしな、と応える。 どうも、後から聞くところによると、Mは時間をいっぱいに使おうと思ったらしく、最初から下半身を露出させたままで待っていたそうだ。思わず爆笑する。 ******************** まあ、そんなこんなの体験記である。 値段は六千円30分。ちょっと細かく書きすぎた感があるが、基本的にオール・オア・ナッシングなので仕方がない。 風俗童貞諸兄の参考にしてもらえればいいかと。 |
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今日は女友達と桜木町に行った。 楽しかったのだが、ドリ君は睡眠時間が三時間だったので、夕方になると結構辛かったりした。黄金週間ということで、これでもかこれでもかと人がウヨウヨいた。サブウェイはいつか潰れろとか思った。初めてランドマークの展望台に登ったのだが、あれで千円はボリすぎだと思ったりした。税金の使い道について考えさせられた日だった。バカと煙は高いところが好きと言いますが、ドリ君も高いところ好きです。 あとは色々考えたことがあったような気がしたが忘れてしまった。 ということでおやすみみるく。今日は疲れました。 |
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CPUを買ってきた。セレ1.7で6450円。相場より少し高いがまあ仕方ない。 マザーボードとケースも探したが高い。話にならん。 だからネット通販で買うことにしますた。とりあえずセレ1.7は部屋に飾ってある。「飾るものじゃないだろ」という突っ込みをずっと待っているのだが、誰も突っ込んでくれないのが哀しい。 アイゴー。 |
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ケイと飯食った。 どうやら彼氏はいないらしい。だが微妙。 何が微妙って、カレシモドキがいるらしいが最近会ってないということなんだそうだ。これを「私は受け入れ態勢バッチリよ」と俺に解釈させたいのなら、飲み屋に誘ったのを断るな。 以上。 |
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実は、これで今日は三回目の書き直しなのだ。 ちょっと油断するとすぐに文章が暗くなるので、明るいことだけを書こうと思う。 ・今日は給料日である ・今週末はピンサロに行く予定である ・来週に女友達と遊ぶ ・来週にもう一回ピンサロに行く予定である ・来月にケイと逢う ・ゴールデンウィークが近い ・ゼミではなかなか良い調子である ・友達のパソコンを治し終わった ・明日は寝坊できる 以上だ。これ以上ないくらい明るい日記の完成だ。 ヒャッホウ!!! |
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暇なので気分を一新して、色とかトップの商売文句を変えてみる。 無意味に意味深になるように、わざわざゲーテを引用する。 だけど、ぶっちゃけゲーテなんか読んだこともない。 ところで、ドリーは今恋をしている。 これを恋と呼んでいいのかよくわからないが、最近小春日和が気持ちいいので、僕はこの感情を暫定的に恋と名付けることにした。 相手については特に言及はしないが、可愛い子である。 多分彼氏がいるのだが、それはあまり問題ではない。問題は恋をすることなのだ。 母ちゃん達には内緒だぞ? 最近、友達が増えた。 別に良い奴ばかりじゃないけど、悪いやつばかりでもない。 しかし、俺が今一番信頼してる友人はバファリン君である。 彼は最高だ。 他には特に書くことがなさそうだ。 この一週間、合計して7時間ばかり頭を抱えてつまらぬことに思い悩んだが、特にそれは大したことではない。鬱になりたかったからなったのだ。 たまには、落ち込むのも悪くない。 あとは本当に書くことがない。 ・・・・・・・・・・・。 ああ、そういえばシャビが自殺未遂したな。 なんで薬なんか飲んだんだろうね。 ・・・・・・・・・・・・・・・。 格好いい自殺と言えば芥川龍之介である。 「或る阿呆の一生」を読めばわかる通り、彼の自殺はすべて仕組まれた文学的装飾のひとつと取れないこともない。すべては計算の上だったのだ。 そういう生き方って凄くイカス。芥川自身もかっこいい。 「ぼんやりとした不安」とか「或る阿呆の一生」とか「芥川」なんていう人を小馬鹿にしたようなセンスはすげえイカス。芥川に比べたらブラピなんてキュウリだ。お前らも暇があったた「或る阿呆の一生」を読んでみるがよい。 ちなみに俺は太宰の遺作の「グッド・バイ」も好きだ。 人が死ぬのって、とても美しい。 母ちゃん達には内緒だけどな。 |
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ケイ愛してる |
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民主主義社会において独裁政権を防止する為には、検閲ではなく有権者ひとりひとりの知的程度を向上させることが効果的である (知事選の感想) |
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駅前でバッタリ会った同級生は、成人式にはわからなかったけど随分と大人っぽくなっていた。「仕事してると老ける」と言ったそいつを見て、俺は今の方が好きだなと思った。 つまり萌えってことだ。 |
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大学に入学してから二年経つが、この二年の間俺の身になにもなかったことを思い出して愕然とした。いや、愕然とすることもないがちょっと引いた。 思えば、中高の二年間といえばもう激動だった。しょっちゅう鬱になったり繰になったり飲んだくれたり振られたり友達と喧嘩したりバイト首になったりしていた。 少し前に、中学の時の同級生と遊んだ。女一人と男二人でドライブに行ったのだ。 ひょんなことで集まることになったのだが、三人は中学校三年間を通して割合仲が良かったので思い出話が弾んだ。 ***** 「そういえば、お前らつき合ってたよね?」と、ふと思い出して俺は言った。 「あ〜、そうえば!!」と、女。「でも、何もしなかったよね。手を繋ぐだけですっごいドキドキしたもん」 「思えば、あの時につき合うっていっても可愛いもんだったよな」 「そう、今とは大違い」 ****** 俺は高校の時、彼女のうわさ話をよく聞いた。 「頼めば誰でもやらせてくれるらしいぜ」と、ある男は言っていた。 酔った勢いで彼女とやった男も二人知っている。 だけど、もちろん俺はそんなことを彼女に言おうとはしなかった。 ****** 「しかし、三人とも変わったのかな?」と、友人が言った。 「そうかあ?」と、俺。「みんな変わらないよ」 ****** |