「faraway」の日記帳 |
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ヽ(*бvб)ノ<基本的に週末は更新しませんわのよ? 理由は。。 |
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もう、色々ありました。 相変わらず日本でグダグダしています。 なんか、NYの生活の事はどうでも良くなってきました。 ちょっと前までは憧れの国だったし、 なんとか合法的に働ける所まで来たけど、ここ数ヶ月のアメリカの情勢や 「そこまで苦労してアメリカに住んで何になるのだろう?」 という根問いも生まれてきたのも確かで。。 今ではどっちでもいいやという気持ちになっているのは確かです。 ヽ(*бvб)ノ さて、温泉の話。 ここ最近、あちこちに行ってます。 マニアックですから、掛け流しと聞けばどこにでも行きます。 昨日も今日も熱海に行ってきました。 熱海は大変寂れていると聞いていたので、どんな状態か興味深々だったし。 でも、お湯的には循環している所が大多数で、泉質も単純泉や ナトリウム・カルシウム−塩化物泉など、ありがちなあまり興味が湧かないものなので 眼中になかったのですが、矢張りどんな状況か一度は見てやろうと。 結論から言うと、この2日間で5ヶ所回ってきました。 小さい頃にも熱海には親と行きましたが、時間が一部止まっているようです。 一応、掛け流しの温泉は地元民の共同湯の形で残っています。 ただ草津と違い、どの共同湯も浴槽も2〜3人しか入れず狭い為か、 (草津だと、狭い共同浴場でも5人程度は入れる)地元民としては、一見さんを 歓迎していないようです。地元民以外が入浴しているのが見つかったら 罰金5000円とかいう所もあるそうだし。 観光客は、ホテルの大きくて綺麗だけど(一昔前のバブル的価値観の)、 高くて循環の風呂に入れというのでしょうかねぇ。 多かれ少なかれ、日本の観光地はどこも排他的だとは思うけど、 熱海の場合はそれが表面にまで出ていて、 「観光客は金だけ落とせ」「地元民の世界に立ち入るな」というのが モロに見え隠れしてしまっている気がします。 それじゃ、社員旅行はともかく、個人では行きたいと思いません。 実際、日本に戻ってきてから、草津には3回も行ってしまったのですが、 草津にはリピーターになってしまう魅力があります。 まず、お湯の質が抜群に良い事。循環や薄めたりとは無縁です。 そしてマナーさえ守れば、地元民が使っている共同浴場に自分達も入れる事です。 それも無料で。 あのお湯が無料なんて信じられません。 それ位良いお湯です。 初めて入った人でも、「熱いけれど効くなぁ」ってわかるような湯ですから。 そんな共同浴場が狭い草津の街中に18ヶ所もあります。 また、それほど綺麗ではない共同浴場がいやなら(でも無料だから我侭言えん) ほとんどの旅館は外湯を認めているので、旅館で入る事もできるし。 また草津の街中だけで、5つ以上の源泉があり、それぞれ成分も異なるので、 色々比べて入ってみるのが楽しいのです。 またお土産やさんは湯畑と西の河原・バスターミナルへの道のみに集中していて、 それ以外のエリアは本当にのんびりしています。 本当にうまく出来ているなあと思う。 ちなみに熱海の街自体は聞いていた通り、それほど活気はありません。 特に東京から車で向かう場合、一番最初に通る海岸付近に (サンビーチという名前も「時代」を感じてしまう…) 大型ホテルが5〜10軒近く並んでいましたが、ほとんどが廃墟と化しています。 あれはひどいです。 数百メートルに渡って廃墟が並んでいるわけで。 その辺りから改善していかないとどうにもならないんだろうな。。 機会があったら、また狭い共同湯めぐりに行きます。(●´ー`●) |
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毎日、温泉に出かけております。 というわけで、日記を書く時間はないのでした。 いずれまとめてかくかもです。(●´ー`●) |
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早朝、初電に乗って、ちょっと遠くまで出かけました。 温泉マニアになっているので、こうなったら関東の温泉は行きつくしてやる、 みたいな。 基本的に凝り性ですからね。 旅行もラーメンも今回の温泉もオンナも(?)、 とことんまでやりつくさないと面白くないですからねぇ。ヽ(*бvб)ノ (で、熱病のように、自分の中でのブームが醒めると…) 今日行った温泉はあまり満足できる所ではありませんでした。 高崎にある天神の湯という所なのですが、 一応掛け流しで、ネット上でも評判はまぁまぁなんだけど、、 来ている人達のマナーが最悪というか。 それもいい年をしたおじさんおばさん達。 別に風呂から出る時はゆっくり出て、水面が揺れないようにするなどの 中級レベル(かな?)のマナーではなく、 (草津や飯坂の熱い湯では大切な事で、水面が揺れると熱い湯が波となって 他の入っている人にあたり、熱さをモロに感じてしまう) 体を洗う時は飛沫や泡を他人に飛ばさないように…とか、 浴槽にタオルをつけないとか、 浴室から出る時は体を拭く、割り込みはしないなどの、 基本的なマナーです。 なんか北関東の平野部は、単に温泉マナーだけではなく色々なモラル面で、 それは駅や公共施設へのスプレーでの落書きの醜さを見るまでもなく、 全体的に荒れ放題だとネットで聞いていたのが実感させられました。 未だにヤンキーがいたしw 勿論、中にはまともな人も沢山いるのだろうけど、 年齢に関係なく、そういうのを何度も見聞きしてしまうと、、ねぇ。 そして昼前には東京にもどりましたが。 暑い。そして。 風邪ひきました。 喉が痛いし、だるくて体のあちこちが痛むような。 SARSではない事を祈ります。 踏んだり蹴ったりの一日でした。。 |
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ここ最近、温泉づいています。 アメリカには日本式の温泉、つまり裸で入る所はまずありません。 地震のある西海岸や、ボストン近郊には温泉があるらしいけど、NY近辺は話を聞かないです。 それも硫黄泉なんてまずないでしょう。 そこで、日本へ帰ってくるとついつい通ってしまうと。 自分は基本的に凝り性なので、はまると徹底的に極めたくなります。 今回も温泉成分分析表の読みこなし方から掛け流しと循環など色々調べてみました。 まず、「温泉」という条件。これが意外と簡単というか、甘い条件なのですよ。 1、源泉温度が25度以上である。 2、源泉1kg(100000mg)中、含有残留物質が100の1以上、つまり1000mg以上ある。 3、1kg中に指定された物質等が一種類でも規定量以上含有する。 のうち、一つでもクリアすればOK。 例えばこれが有名な草津の湯畑源泉の場合、 1、源泉温度 55.7度 (この時点で「温泉」の条件クリア) 2、溶存物質が1631mg (これもクリア) 3、これについては複雑になるので詳しくは書かないけど、 総硫黄・アルミニウムイオン・鉄Uイオン・ 水素イオン・メタ桂酸・メタホウ酸などが基準値をクリア。 本来はこのうちのどれか1つでも超えていれば温泉を名乗れるけど、 草津湯畑源泉の場合、1〜3の全ての条件を満たし、さらに 3に関しては6つも基準値を超えているわけです。 さすが草津。(●´ー`●) ここで、ポイントになるのは、源泉の温度が25℃を超えればいいと言う事と、 構成成分のうち、1種類でも基準量を超えていればいいという条件。 温泉には色々な湧出パターンがあって、元々自然に吹き出しているもの、 人が穴を掘ったら(ボーリング)噴出してきたもの、 穴を掘り、さらにポンプでくみ上げているものなどがある。 中世から温泉として知られる銘湯は自然湧出がほとんどだけど、 最近出来た温泉のほとんどはボーリングしたものです。 ここ十年来はボーリング技術が進み、アメリカから深く掘れる機械が導入された事や、 竹下元首相が田舎にバラ撒いたふるさと創生基金で温泉があちこちにでき、 偽温泉や怪しい温泉が増えました。 つまり。 東京のど真ん中でも豊島園でも、深く掘れば地熱で地下水は温められているので、 1000-2000mも掘ればどんな地下水でも25℃を超えていて、「温泉」を名乗れる訳です。 昔からあるパターンで、変な例もあります。 それは箱根の温泉。 箱根の温泉は、湯本や宮ノ下辺りは透明な単純泉や塩化物泉です。 そこから箱根町の方に向かった芦の湯近辺は白濁した硫黄泉がでます。 で、問題は強羅や仙石原の辺りなのですが。 ここら辺の温泉は人の手で加工された人造温泉なのです。 さっきも挙げたように、「源泉」が25℃を越えていればいいのです。 温度も100℃を越えて、気体になっててもいいと…。 また、源泉100%である必要もありません。 温泉法上はいくら加水しても構わないのです。 源泉1滴に対し、1000リットルの水道水や泥水でも。 箱根の早雲山の温泉卵を食べた事がありますか? あの近辺って、山から蒸気が噴き出していますよね? あの蒸気を引っ張ってきて、そこら辺の雨水や地下水と混ぜ合わせたとしたら… ヽ(*`Д´)ノ 「温泉」です。 あの近辺では会社の保養所にまで温泉が引かれていますが、 それは人造温泉を買ったものだったりするわけです。。 そりゃそうです。 あれだけ保養所や大型のホテルがひしめいていたら、 思いっきり循環するか加水でもしない限りキャパオーバー。 箱根温泉供給株式会社による造成方法 また、関東平野の多くは元々海の中だった事から、地中深い所では、 昔の海水成分がナトリウム等塩化物の形で残っていたり、 当時の海中の化石や植物等が地下水に溶け出している事が多いのです。 関西ではなじみがないけど、東京に黒湯(本当に黒い)の銭湯が多いのもそのせい。 これらの成分はメタ桂酸などになっています。 そう、これが含まれていれば、温泉を名乗れるわけで。。 また、ただの海水でも、沸騰させれば当然塩が残ります。 それと同様に、こんな地下水を沸騰させれば… 残存物質の規定をクリアできる可能性が高い。 100の1でも残っていればいいのだから。 これだけでも、立派な「単純泉」あるいは「塩化物泉」ですから。 大江戸温泉や豊島園や後楽園が都心でも温泉をほぼ確実に掘れる現在、 温泉ビジネスで集客しようとするのがわかりますよね。 長くなったのでこの辺で。 (●´ー`●) |
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数年ぶりに桜の花をナマで見た気がする。 ああ、日本にいるんだなぁ。って思うひととき。 高校が皇居の近くにあったので、春には、桜の名所である千鳥ヶ淵経由で よく帰ったなぁとか思い出す。 時間があって暇な時、千鳥ヶ淵から武道館の方に出て、さらにビジネスマンが 歩く丸の内を抜け、日本の金融を動かす兜町、そして永代橋を渡って歩いて帰った。 約7-8Km、時間にして1時間強のふらふらコース。 でも、今回永代橋を渡ってみて、川下(東京湾の方、勝どき方面)の風景が 5年前と一変しているのには驚いた。 そこには高層マンションが立ち並び、自分の実家の近くもいつの間にか、 昼時や夜は近くで働くサラリーマンであふれかえる。 ただの下町の住宅や小さな商店が並んでいたはずの街が、皮肉にもバブル崩壊後に ビジネス街に成りかけている現実。 先週の土曜日に千鳥ヶ淵で夜桜を見た。 桜って、日本らしい花だよなとかなんとなく感じた。 向日葵や薔薇のように、単独での強い自己主張はなく、 小さな花が集まって、大きな存在感を創り出す。 ほとんど匂いも出さないで。 でも、遠目からはっきりわかるほど。 そして、その美しさはちょっとの雨でも散ってしまう。 花が咲く季節は一年の365日のうちのわずか数日なのに、 毎年決まった季節に決まってたかのように、忘れずに律儀に咲く。 うーん。ワシントンのポトマック川の桜も綺麗らしいけど、 やっぱり桜は日本っぽい花のような気がする。 昨日は新入社員っぽい人を沢山見た。 新入社員っぽい人達の会話が聞こえたので、盗み聞きしてたのだが、 彼らをみていると一抹の哀しさを感じるのは何故だろうか。 桜が散る前の時や、打ち上げ花火のクライマックスの瞬間のような。 本当は喜ばしい日なのかもしれないが。 |