「faraway」の日記帳
2003年の日記


03月28日(金) 11:59:40

ストレスで夜も眠れず。
それこそ睡眠導入剤か精神安定剤が欲しい位。
理由がわかっているのが、まだ救いなんですが。


ビザ問題はますます混迷。
本当に発給されるか微妙になってきた。

たまたま当った人が噂にもなっているような性格の悪い人
(韓国か中国系?)だったみたいで、とにかく色々な物を要求してくる。
書類になかったものまでもってこいと言われるし。


アメリカには帰れずに日本で生活するかもしれない覚悟を決める時が、
きているのかもしれません。



03月24日(月) 13:32:10

グッドラックを見て。

自分はご存知の通り、旅行オタク。
でも、それと同時に飛行機オタクでもあって。

旅行をする度に飛行機には何度も乗るから、自然と詳しくなっているのです。
今日のフライトはエアバスだから落ちないか心配とか、
香港の啓徳(カイタック、と読む)空港のランディングが懐かしいとか、
(昔の啓徳空港への着陸ルートのうち一つは、着陸路の真横にビルがある為、
ビルをすり抜けるように着陸するので、パイロットの間では香港ランディングと称し、
世界でも有数の難所として有名だった)

で、グッドラックを見る時もそんな視線で見てしまうのですね。
キムタクはジャンボと云われる、B747やB747-400の副操縦士だけど、
(ほとんどTVでは、ダッシュ400のほうだった)

最終回のホノルル線は、現実の使用機材はB767がメインで、混雑時のみ
トリプルセブン(B777)だから、B747ではないはずなのに、
写っているのは、B747だったよね?とか。

世界的に不景気の昨今、ボーイングの中で最も収容人数の大きいB747は、
あまり使われておらず、B747の代わりにB777を使うケースが多いのです。
ユナイテッドやアメリカンで、NYのJFK/EWR空港から成田までの機材変更を見れば明白です。
その為に、B777が当時B747しか飛べなかった長距離(NY-成田やシカゴ-香港など)を
飛べるように改良されたわけで。
また、B777が開発された理由の一つは、余りにも座席数が多いB747と
B757やB767との中間の大きさの飛行機として考えられた訳で。

また、トイレでショートして照明が消えたとしたら、空調にも影響が出て、
少なくとも、酸素マスクの準備位するのでは?(*´Д`*)

ランディング(着陸)の際は、機内で操縦士同士の会話よりも、
「何時何分何秒に、何番滑走路での、着陸を許可する。
ルート*番で、高度*で進入せよ」など、
管制塔との会話が中心になるのに、英語の会話はでてこないなーぁ。とか。

最後の柴崎コウとのシーンはどうみてもハワイじゃないし。。

すいません。
ドラマ相手に本気になっても仕方がないのですよね。。



03月20日(木) 21:55:30

いよいよはじまっちゃいましたね。

アメリカは、オイルという、禁断の果実に手を出してしまったような気がする。。
今回、アメリカが気にしているのはフセインを倒すこともあるけど、
油田に被害がなく、無事かどうか。
あるいは、油田をロシアや仏、クルド人などにかっさらわれる事なく、
アメリカの支配下におけるかどうか。

今日も副大統領のチェイニーが狙っていたアラスカの石油開発が、
議会で否決されたそうで。
チェイニーの奥さんは石油会社の顧問。
テキサスはアメリカの石油生産のメッカ。

なんかねえ。

TV中継でNYの人たちが、
いつもどおり冷静かつ客観的だったのには、ちょっと安心したけど。



03月19日(水) 16:16:46

戦争について。

ブッシュが、いよいよ戦争を始めそうですね。
日本ではあまり語られない2つの側面があります。

まず、アメリカという国は、第二次世界大戦後、
有名なベトナムや湾岸戦争、アフガンといった大きな戦争だけではなく、
パナマ侵攻やソマリアなど、戦争・内乱や紛争への加担、テロ支援等、形は異なるとはいえ、
ほぼ5年〜10年に一回は、あちこちに攻撃を仕掛けています。

それは何故か。
アメリカには軍需産業があり、ブッシュを含め政治家がお金をもらっている以上、
彼らから弾薬なり戦闘機等を常に買う必要があります。
しかし、爆薬等には使える有効期限があり、その期間を過ぎると性能は劣化してしまう。
軍需産業側もどんどん、新製品を開発して、軍に売りつけてくる。
政治家は資金提供を受けている以上、買わないといけない。

もちろん、その買った物を、ただ廃棄するのではなく、使わなくてはいけない訳。
使わなければ市民団体が無駄使いとして批判してくるだろうし、予算が削られるのは確実。
ソ連崩壊後、冷戦が終わって軍備費が減らされる「危機」にさらされているので、
仮想敵国を作ったり、紛争に介入する事で予算は守らなくてはいけない。
そして、「それ」を使えば、また購入予算が…。

日本で2月になると、予算消化の為にそのままでいい道路をわざと掘って、
工事を行い、予算消化するのと同じ様なものです。

その為には、他国の人間の命や周りに及ぼす影響など、どうでもいいのです。
これは程度の差はあるとは言え、民主党も共和党もあまり変わりません。

ちなみに、決してフランスは平和主義ではありません。
数年前まで、フランスは「死の商人」と呼ばれていました。
フランスの他国への武器輸出量は、北朝鮮などとは比較にならない量で、
アメリカよりも多く、世界でもトップだったはずです。


また、戦争への別の側面として、アメリカには、色々なロビイストがいることです。

軍需産業は先程あげました。
目立つのは、ユダヤ系団体です。
彼らは、イスラエルやユダヤ人に協力しない議員に圧力をかけます。
それはライフル協会以上だとも言われています。
もし協力しなければ、次回の選挙で落選させる為に運動し、暗に陽に圧力をかけます。
お金にモノを言わせ、表の世界でも、裏の世界でも…。
現在のラムズフェルド国防長官、チェイニー副大統領など保守派の多くは、
彼らの考え方を代弁している訳で、実際にそういう団体のメンバーです。

昨今イスラエルは、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区を「テロの巣窟」として
テロ組織・民間人問わずに爆撃機や戦車、ミサイル等で攻撃していますが、
アメリカはイスラエルのそんな「攻撃」を、黙認しています。
右派が実権を握るイスラエルは、フセイン以上に暴走する危険が高いし、
パレスチナ人を全て殺せと声を大にして叫んでいる政治組織もあります。
同じ事をイラクや北朝鮮、あるいはイランがやったら、
アメリカは「それ見たことか」と、真っ先に攻撃をかけるでしょうが。。

以前、国連の安保理でイスラエルの非難決議が採択されそうになった時、
アメリカが拒否権を行使して議案を葬り去っています。
アメリカ政府にとって、イスラエルだけは「特別」なのです。
(もちろん、政府が拒否権を使わなければ、次の選挙で…)

アメリカほどではないにしろ、ある面では日本も似ています。
マスコミ等がイスラエルを非難すると、徹底的に抗議をする団体の本部がLAにあり、
彼等は世界中のメディアを毎日チェックし、何かあったら抗議します。
それもかなりしつこく。
一度マークされたら、もう徹底攻撃してきます。
自分もマスコミに勤めているので、色々聞いているわけで。
ユダヤ人がシティバンクを始め、マイクロソフトにマクドナルド等、
世界中の資本の多くを握っているからこそ、
日本でも広告の撤退などで圧力を掛けられる訳です。
(マックの日本の社長だった藤田田の著書に「ユダヤ人の商法」というのが
あるのも関連があるのかも、です)


以上の側面から、是非はともかく、アメリカが戦争に突入する可能性は高いね。
戦争が起これば儲かると、待ち遠しくてたまらない人も沢山いるのですよ。


…平和主義者ぶってる日本人の皆さん、
第二次大戦後、日本は何で、戦後復興が進んだんでしたっけ??

朝鮮特需って習ったの、、覚えていますか…
昨日・今日と短観ながら、株価は上がっていますね。。


本当に頭が痛いです。
早く平和になって、心配せずにアメリカに帰りたいよ。



03月15日(土) 10:52:43

NY市議会では反戦決議が可決されたそうですね。
31対17だったそうですから、ほぼダブルスコアで、かなりの大差です。

話によると、この反戦決議は全米の各地で繰り広げられているようですが、
面白いのはカリフォルニアなど西海岸の都市やシカゴなど大都市が多く、
南部、特にテキサスとかではあまり聞かない事です。
テキサスはブッシュの地盤で、石油産業がさかんな所です。

よくここの日記でも書いていましたうが、
アメリカと言う国は、人種的にも文化的にも生活面でも幾つにも分かれています。
地理的影響も大きく、(そりゃそうです。NYからダラスは東京から香港より遠い)
それこそNYとデトロイトとLAとダラスは別の国みたいなもの。
マイアミなんて、英語よりスペイン語の方が共通語。


アメリカの世論が分裂しているのも当たり前なのです。
NY国とテキサス国は人種構成も言葉も文化も違うのですから。
NY市内で銃を持ち歩いていたら警察に尋問されますが、
テキサスの田舎の休日のショッピングモールの駐車場では、
車に寄りかかって話していて、人の半数は未だにカーボーイハットにジーンズ、
腰には見えるように銃が。。
「太った」「白人だけ」のオヤジ達が「葉巻を吸いながら」話している光景は、
NYでは嫌がられるか、ちょっと奇妙に感じる光景なのです。


いずれにしろ、
一昨年、テロで身も心もボロボロにされたニューヨーカーは、
今度の戦争とテロを、石油戦争&シオニズムの口実にされたくないみたいですよ。
(●´ー`●)




03月14日(金) 10:26:15

かなりストレスフルです。
やっぱり、アメリカに帰れるのかどうかわからないなんて、つらい。
もし帰れないとしたら、どこへ行けばいいのか。
多分、日本でやっていけるとは思わないし。
時間を浪費しているような気もする。
でも、日本でバイトとか始めて、変に落ち着いちゃって、
「アメリカに帰れなくてもいいや」
なんて思ってしまいたくはない。。

ストレス解消に、温泉にでも行って来ようかな。



03月12日(水) 11:54:39

ビザが大変な事になっています。
下手をしたらアメリカに帰れなくなってしまう可能性が出てきました。
仮にビザの発給が拒否された場合、今後10年近くはアメリカに入れません。

昨日、アメリカ大使館に行ってきました。
そこで、自分のビザの申請状況を聞いたのですが…

・とりあえず、自分のビザ申請が領事の所で停まっていて、
・停まっている理由は教えられず、そして出るかどうかもわからない。
・よって、インタビューの有無(可否がボーダーラインの場合、面接をされる)
や、何時発給できるかはわからない。
…らしい。
もちろん、自分はアメリカ国内で不法滞在をした事もなく、
アルカイダなどとも全然関係がない。
なので、にらまれたり、発給を渋られるはずはないのに、、、
そのうえ、ビザを発行してもいいという、INS(入国管理局)からの
アプローバル・ノーティス(Approval Notice-許可証)も持ってます。

そう。
多分、大学時代にあちこちを旅行したのがネックになっているのだと思う。
パキスタンにイエメン、エジプト。
世界の半分にあたる、90カ国旅行してきたので、
中近東やアフリカの国もかなり行っています。
もちろん、それは唯の観光旅行だったのだけど、
パスポートに押された、スタンプ上ではどんな理由でいったのかわからないだろうし。。

今回、日本へ帰ってきたのは、ビザを取るためだけど、
ビザ発行許可はINSから下りていたので、簡単だと思っていた。
ただ、ビザを発行する権限があるのは領事、つまり外務省なので、INSとは別の政府組織。
(日本の場合、入国管理局は法務省で、ビザ発行は外務省)
仮にアメリカ国内にいた場合、このビザが無くても、
自分はアプローバルノーティスがあるので、働く事ができました。
それでもビザを取る為にわざわざ日本へ帰ったのは、
このアプローバルノーティスだけでは、アメリカ国外に出ると、
アメリカに戻る際にビザが必要になって面倒だからです。
つまり、国境に面しているナイアガラの滝やトロント出張の際に行くのが面倒。
それがこんな結果になるとは。。


昨晩、NYの担当弁護士に電話しました。
とりあえず、FAXを使って、止められている理由を調べろとの事。
そして理由がわかったら、再び弁護士に報告して、色々対策を練ってもらいます。


残念ながら。。
最悪の結果の場合も考えなければいけない状況にきています。。
はぁ。



03月10日(月) 11:54:01

せっかく書いたのにきえちゃったー。
うー。(бwб)ノ←久しぶりに復活



03月04日(火) 12:13:09

日本にいると。

何故か落ち着かない。

日本のが食べ物も美味しいし、
綺麗な人も多いし、
日本語が通じるし、
自己主張し続ける必要がないし、

これで花粉症さえなければ本当にいいのだが。

夕方以降の混んでいる電車に乗っていると感じるのですよ。

いいオヤジが集団で、泥酔したまま乗り込んできて、
素面じゃ言えない、会社や上司の愚痴を大声で叫んでいる姿は
滑稽そのものです。

満員でも、くしゃみや咳以外に声がほとんど聞こえない車内で、
皆は携帯の画面を眺めて何かをしている。
何かにとりつかれたかのように。

日本に戻ってきて約40日。
でも、どこかに落ち着かない自分がいます。



03月03日(月) 13:22:09

NYには日系旅行代理店がたくさんあり、有名な所だけでも
JTBにHIS、IACEに近ツリ、アムネット(これはアメリカが本社)などなど10社以上ある。
その多くは日本への里帰り便や会社関係者のアメリカ国内出張の旅行手配をしている。
不思議なのは、法人営業、つまり自分達のような出張ばっかりしている会社に応対する
営業部門があり、何故かそこの部署の担当者はどこの会社も女性ばかりという事だ。

どこの旅行代理店を使うかを最終的に決める権限を持つ者の多くは日本人のオヤジで、
どうせ会社のお金だからチケットの値段が数十ドル高いか安いかなんて事はあまり気にしない。

しかし、担当者が「若い」「女性」で「美人」かどうか、あるいは「わがままを聞いてくれる」かどうかが重要なのである。

結局の所、コンペチター同士の製品格差がない特質上、
そのような「サービス?」で顧客がつくかつかないかが決まってしまい、
自然とそのセクションには各社のエース(単にルックスと性格面で)が集結する事になる。

彼女らに話を聞いてみると大変だ。
寂しい駐在員顧客とは夜の食事も時々付き合ってあげたり、
若い顧客には合コンの手配。
冠婚葬祭にはなるべく出席。

なんか昼のホストと揶揄される、商社マンみたいだな。と思ったのでした。