走り続ける。 |
高校時代の友人にあった。 いま、プロのギタリスト目指して頑張っているらしい。 年齢的にも一杯一杯なのは解ってる、と言ってた。
しかし目は死んではいなかった。
むしろ高校時代の時より輝かしい目をしていた。 俺は学生時代絵描きになりたかった。 しかしバブルは弾け、家の会社の経営状態も悪化し 俺はその手伝いをせざるを得なくなった。
日々の忙しさにかまけ、絵への情熱を失い 毎日が同じ事の繰り返し。
目も死んでしまったようになり、人を信じることに疎ましさを感じ 人生を投げ出しかけてしまった。
しかし、友人の目を見て、走り続ける事の大切さを知り 俺もまだ何かをやり遂げたくなった。
俺に何が出来る? そのためには何をすべきか?
まだ形も見えてこない現状で今日も俺はさぼルンゲをリロードしている。 |
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