「asphyxia」の日記帳 |
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やり直し。 |
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少し不眠が気になってきた。 それでも一日4時間は眠れているから大丈夫か。 去年の今頃か。 |
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眠れない。 |
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結局の所。 ただ逃げてるだけなんだろ?と聞かれると そうとしか答えようが無い。 結局の所。 逃避すら出来ない自分がいて、逃避できる人間を羨ましく思うこともある。 逃避すら出来ない。どこかで打算は働く。 する必要のない計算が働く。 本当は凄く羨ましい。 真直ぐに、傷ついても、全てに、気持ちを言える事が 人が。 僕は永遠に手首を切る事は無い。 それが弱さなのか何か何なのかは誰も知らない。 やっぱり、ただ おじけずいてるだけなのかもな、とか 陰に隠れて、勝手に頭の中でだけ思って 背を向けて、何もしない僕と一緒か そう思うと、背筋が少し冷たくなる。 もう少し。頑張ってみて、そして、僕が 何か変わったら そのときは、もう一 ようと思う。 |
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「毎日ここで何を待っているのですか?」 中年の男性は毎日私が届ける手紙を待っている。 しかし手紙を渡しても、笑いも悲しみもせず、無表情に手を動かすのみ。 そして私に手紙を渡す。 「お預かりします」 「頼んだよ」 男性はそう言うと家の中に戻る。 ある日、私が男性にある手紙を渡すと、男性の顔色が変わった。 受け取り拒否の印が押された便箋。 綺麗では無いが丁寧に書かれたあて先には女性らしき名前があった。 その上に。無造作に赤いインクで書かれた『受け取り拒否』の文字。 男性は、少し考え込んで、何も言わずまた家に戻った。 その後も彼は手紙を出し続けている。今度は何故かあて先が自分に変わる。 僕はその日夢の中で同僚の加藤恵子を犯した後、その男性に惨殺される夢を見た。 相変わらず僕は男性に手紙を届ける。数年前、若かったときの自分を思い出した。当時の日記より抜粋。 ずっとこのままでいればよかったと自分。 一ヶ月先になるかもしれない 今忙しいだけで返信のペースは人それぞれ きっと返事は返る筈 といわれ 手紙を出すペースは人それぞれ たまたま忙しいだけかもしれない そう思い もう数ヶ月が経つ。今日も手紙受けは空だ。 男性には僕は何も言わないことにした。 |
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この日記の人たちも それぞれに持っているのだろう 生活 コイ シゴト 『「恋愛に関係なく誰かを求めるってコトはさ 見返りを期待してて それが叶わなかったときに裏切られた気持ちになるんだよね」 「まぁね…よくあるコトだけど」 「でも…それって スゴーイ自分勝手だよね」 「…」 「でも それがコイの正体だったらちょっとヤだね… 理屈じゃないんだもん」』 「まあ、そこからどう進むかは、あなた次第だし むしろ、その気持ちだったりと、どう接するかが大事なんじゃないかな?」 「難しいね」 「依存も、逃避も、留まる事も、共存も、拒否も、受け入れも 全て考え方次第なんじゃない?」 「で、自分は?」 「わかんなくなっちゃった」 「・・・他人のコトだから今はいくらでも舌がまわるのにね」 「僕はそこで立ち止まって・・・緩やかに逃げ出すんだ、完全に逃げも出来ないんだよ。」 「性質悪いね」 「うん」 |
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少し昔話でもしようか。」 「ええ」 あるところに、老父が佇んでいた」 「ええ」 ずっと佇んでいたままだったんだ」 「ええ」 現実なんてそんなものさ」 「ううん」 |
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どうも体調が悪く熟睡が出来ない。 嫌な汗で目が覚める。 吐き気がして夜中に何度も起きて軽くネットをしてまた寝る。 浅い眠り。マイナス・ゼロ・ハリウッドスター。 二歳になる娘。走れ!白球を追って! 君の世界は正常に稼動しているか!? |
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Nさんがいいお友達でいましょう」というのでそうすることにした。 近頃、すこぶる調子の悪くなった自転車と なにやら調子のいい親にいい気になっていたのだ。 高校に戻ると、ニヤニヤと笑っていた。Wだ。 「何よ」 「いや、そんな見え見えの嘘によく騙されたね、って」 「嘘でもいいじゃない、そう信じてたんだから」 葉書書いた?」「まだ」そう言って。 「信じてたのは君の勝手で、相手にとってはその場をしのげればイイだけの嘘だったんだよね」公園に向かった。 DJです!どうぞ!4649! 「何が」 「いつまでもお友達でいましょう」 「ここでクイズです!」 「迷惑です」 |
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乾燥してるね。」 何が?」 いや、部屋が」 と、言ったか言わないかはしらないが、それでも朝日が昇りそうだったので 僕はそのまま目を凝らしていた。 この花は、名前は?」 なんだっけ。フィンチとかが止まって蜜を吸ってそうな」 痛い」 棘もあるんだなあ」 ぁ、血。」 シーン移る 電気消して」「駄目」 消して「駄目「目が見えない」 おい、手が ああ、東の方が「あんた「興味ないの・・・。」 そのまま帰り道で、猫じゃらしを振り回して帰った。 夕焼けなのか朝焼けなのかはわからなかったが あまり期待はしないでおこうと感じていた。 時計の針は6時を回っていた。 油断するとこうなるという見本か。 |
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わからないものはわからないままなのかな。一生。 なんか一生、人間って変わらないままなのかもしれないと思うようになってきた。 単純に無理とか、あと、バイタリティー。 |
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自転車で走ってく僕 カバンに荷物つめて 桜並木が見えた 桜並木に似てた 消えた 並木消えた 全然見てなかったのに ただ通り過ぎた 帰りは違う道を通ることにしようと思ってたけど もう忘れてて、帰りも同じ道を通ったときに思い出した 桜の事以外を 全部 何かと一緒に 桜並木が消えた 僕は通り過ぎた そしてまた忘れたので明日は違う道を通ることにしようと思い 思い出すけど また通り過ぎた |
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あの蚊の鳴くような手紙が届いたかが気になる 精一杯、今できる。 信用と信頼。 足りない物? だと思う。 完璧な人故なのか 他人に手を差し伸べても自分は手を借りる事を拒む お互いを補完しあうことが出来る関係って わからないけど 遠慮と恐れは違うと思うんだ。 勿論僕はわかってないけれど 心地よさって何だろう。 |
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三日ほど、何もせず(出来ずにぼうっとしていた) 正確に言うと、全て上の空だった。 胃が痛かった事は覚えている。 今日は昼に気分転換をかねて山に向かうことにした。 ドライブ。 途中美術館があったので帰りに寄ろうと思った。 山道にぽつんとある人気の無い無名作家の美術館が好きだ。 街にあるものは行っただけで人酔いしてしまう。 ひんやりした空気の中で緩やかな音楽流れてその中をぼうっとしているのが好きだ。絵や作品ではなくその空間を楽しみたいと思う自分には 一流作品に群がる人の群れは余計だ。 山道を登っていくと、雪が道の脇にまだ積もっている 昨日の寒さでぶり返したのかそれともまだ融けていないだけなのかはわからない。山頂の湖で休もうと思っていたが、標高1300mを越えた時点で 路面が悪くなり、事故をおこしていた車もあった。タイヤもノーマルなので 引き返すことにした。 僕は気圧の変化に弱い。 山を下っている最中に猛烈な頭痛に襲われた。高山病になったらしい。 コンビニで少し寝る。 そう言えば昨日もろくに寝ていない。 さて、貴方は幸せそうな人を見て どう思うでしょうか。 幸せは良い面も悪い面も伝染する。 これはまた後で書こう。 もう今日は寝ることにする。眠れればの話だが。 やはり頭は堂々巡りを繰り返している、突きつける 現実。 駄目だ、寝れないや。 幸せを祈る事って大切。だよね。 あなたは他人の幸せを祈ることが出来ますか? 今の僕には出来ません。 いや。正確には違って 基本的には何も思わない。 どうでもいいのかもしれない、よくないのか?いいのか まとまらない。僕はどっちに顔を向けているんだ。 それが何かなんてわからないまま、どうでもよくなる。 ただ気がついたのは蓋をしていただけで 何も解決なんてしていなかったと言う事。 いっそ噴出して空っぽになってしまえ。 |
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僕の住む街では今季節外れの霙が降っている 重い重い曇り空に煙突から吹き出る、より濃い灰色の煙が重なる パチン パチン とトタンに霙が当たる音 フロントガラスに引っ付いてはワイパーが掠め取る 桜の花もくすむ もやがかかる エアコンをつけないと寒い 黙れ お前ら全員黙れ 死ね |
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駄目だ、全然楽しくなかった。 昨日 せっかく食事をしたけれど、御免なさい。 何が? 謝る意味は? さあ 僕はまったく別の人の事ばかり考えていました。へえ どうしても頭にちらついて離れませんでした。ああ 「新しく目指すもの」 とか 罪悪感とか そういう次元じゃなく ただ、純粋に僕は駄目で 心の篭もってないさよならとか、楽しさは幾らでも口に出せて (心を込めようとして逆に何もいえなかった半年前の自分とかに、そこで何故か駅で道で坂でフラッシュバックして) ただ一箇所だけ共通できたのは自分を見てるみたいで馬鹿みたいだって点とかで 自分に素直って何ですか ―馬鹿じゃないの? 自分勝手な欲求に苦しんでいるのがいいのだろうか ってさ 気持ち悪い、一日中吐き気がしていた 地下から吹き上がる風を受けて飛び降りてしまいそうに 意識が消え去るように どうでも良くなってしまうように 意識を刈り取られるようなチャイムにふと我に帰る (若いねえ ) 南に咲く桜並木を見て愛でる余裕すらなく何故か無性に腹が立った 綺麗さを素直に喜べない捻くれた気持ちと 笑えない今の気持ちと現状があるから 「綺麗なものは純粋に綺麗」 そしてそんな自分に嫌気が差すのと 差し込む胃痛に淀む死んだ魚の眼球のようなそんなもやがかかった心に 桜吹雪が舞った カメラを向ける男性 スーツ姿の若者 探しもの バイブレーションの恐怖 駅前の雑踏 向かい合わせのビルの中 僕は見る そして僕は消す 逃げる つける ―偉そうな事いうけど、結局逃げてるのは自分なのにね。 自分に向けても突き刺さらないのはもう気持ちの硬さとかそういう問題になってしまうんだろうか。 吐きそうだ |
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畜生、 どうしろって言うんだ |
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それが辛さって奴なのさ。といった |